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宇宙や生命について考えたことを書いてみる

宇宙や生命についてのエッセイです。事実に基づき書いているつもりですが、間違い、調査不足だったりすることもあるかと思います。また、筆者の妄想モードの場合は、予めそう書きますのでご了承ください。ゆるい感じで楽しんで頂ければ何よりです。

宇宙観測について考えてみた(後編)

【前回の記事】

 

  http://sohsan.hatenablog.com/entry/2014/04/26/094356

 

 

■前回のおさらい

 

 前回の記事では、もし仮に、望遠鏡で宇宙的規模の危機的な天体事象を観測できたとして、それが例えば100光年先だったとする。すると、その危機的事象は既に100年前に起こった事象である、というところまで書いた。

 すると次に気になってくるのは、その事象は既に地球にまで影響を及ぼしていることになるのか、ということである。具体的にいうと、100光年先で巨大なブラックホールがあることが分かってそれが広がっており、それが地球のある太陽系にまで到達しそうだ、という状況を想像してみる。もし、ブラックホールが地球を飲み込みまで残り150年ということになれば、あと50年の猶予がある!ということになり、それまでに何か対策を考える時間がある。もし、100年かからず、例えば50年で地球を飲み込んでしまうなら、既に地球は飲み込まれていることになる。あれ?これって矛盾してないか、と思ってしまう。その場合、そもそも地球はブラックホールに飲み込まれており、人類は滅亡しており、そもそも観測することすらできない。僕らは、何も気づくことなく終焉を迎えてしまうことになる。

 改めて、我々人類が生き残る条件を整理してみたい。

 

 

■地球人類が宇宙規模の危機から生き残る条件

 

●条件1.宇宙の観測ができること

 大前提となる条件である。そもそも観測できなければ宇宙の危機を知る由もない。

●条件2.観測が続けられること

 観測できるようになれば、次に必要なことは観測を続けて対象物の状況変化を知ることである。観測対象としているもの(例えばブラックホールだとすると)が大きくなっているのか、はたまた小さくなっているのか、その変化を知ることである。

●条件3.変化の状況を解釈し危機的状態に近づいているかどうかを判断できること

 状態変化が観測できるようになったとして、次に必要なことは人類に良い変化なのか悪い変化なのか判断できることである。ブラックホールが大きくなっているとして、地球に影響を及ぼすほど大きくなっているのか判断できなければ意味がなくなってしまう。

●条件4.対策を考えられること

 悪い方向に向かっていると分かったとする。とすると次は、どうやってその危機から逃れるかを考えることである。これは複数の対策が出てくるかもしれないし、もしかすると悲しいかな、対策なし、ということもあり得る。

●条件5.対策を実現できること

 しごく当たり前のことだが、考えた対策を実現できなければ意味がない。その対策のための技術やノウハウは既にあればラッキーである。それを考えて開発していた人に感謝したい。また、今の技術力では無理だが、将来的には可能になるかもしれない。危機的な状況になってしまう前にその技術を完成させればよい。

 

 

■まとめ

 宇宙規模の危機から逃れる条件を5つに整理してみた。危機が分かったとして、対策が実現できない可能性も高い。そもそも宇宙全体そのものが無くなるような危機だったら、対策を考えることすら無意味になってしまう。いっそのこと何も知らないほうが幸せかもしれない。

 とにかく、人類が生き残るために条件に書いたことをお仕事にされている科学者、技術者の方、頑張って下さい。最後は人任せにして無理やりまとめとさせて頂く。

(おわり)