宇宙や生命について考えたことを書いてみる

宇宙や生命についてのエッセイです。事実に基づき書いているつもりですが、間違い、調査不足だったりすることもあるかと思います。また、筆者の妄想モードの場合は、予めそう書きますのでご了承ください。ゆるい感じで楽しんで頂ければ何よりです。

宇宙に果てはあるのか(その1)

■宇宙に果てはあるのか?
宇宙に関する疑問の中で定番中の定番がこの疑問である。
誰もが一度は考えたことがあるであろうこのテーマについて、ネットで検索してみると千差万別の考察や回答が出てくる。そこで、今回はその考察や回答をカテゴライズしてみた。

■8種類にカテゴライズしてみた
1.無(む)である
 果てには何も無い。空間も時間もない。
2.果ては無い
 一つ前のものと似ているが少し違う。地球表面に果てがないように、宇宙にも果ては無いとするもの。宇宙船で果てを目指したなら、ぐるっと回って戻ってくる。もし果てを観測したなら、自分の後頭部が見えるはずだというもの。
3.果ては無い、2パターンある。
 閉じた宇宙なら一つ前のものと同じで、回って戻ってくる。開いた宇宙なら無限に広がっているので結局果てがないのと同じである。
4.多元宇宙
 果ての外側にさらに別の宇宙が広がっている。またさらに外側に別の宇宙がある。多元宇宙が無数にある。
5.歪曲時空
 時間と空間がねじれている。
6.果てはある
 しかしながら宇宙全体が光速以上スピードで拡がり続けているので3次元的にはたどり着けないし、観測することもできないとするもの。
7.スピリチュアル系?
 死後の世界とか。そういった類いのものをここに含めることにする。
8.哲学系?
 果てへ行ったとたんそこに空間ができる。果てを越えた所へ何がしかの物体がその領域へ入ったが故に、そこに空間が出来たとするもの。観測したが故にそこに何かが出来たとするもの。例えばこの世は5分前に作られていたとしても、自分の脳そのものが昔から世の中はあったとする記憶自体作られたとしたなら、それを否定することはできない、という類いのものもここに含まれるかもしれない。

■これらを踏まえて考えてみる
僕自身が考える「宇宙に果てがあるのか」についての現時点(2014年7月現在)の回答は、2が最も近い。3次元空間として考える限り果ては無い。次元を1つ落として考えてみる。例えば、膨らむ途中の風船を考えてみる。風船の表面しか移動できない2次元世界の生き物がいたとする。彼らは自分達の世界に果てがあるかどうか知りたくて真っ直ぐに進んだとする。しかしながら果ては見つからず、元いた地点に戻ってしまうだろう。それと同じことが3次元世界でも起こると考える。3次元世界の僕らからみれば、風船の外側にも内側にも空間があることが簡単に分かるが、2次元世界の生き物はそれを認識することすらできない。僕らも同じである。つまり、3次元空間としての果ては無いが、4次元世界から見たら何らかの「境界」は存在することになる。
長くなったので、今回の宇宙の果てについての考察はここまでにしておく。
#ちなみに(その2)はいつになるか分かりません。。
(おわり)

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