宇宙や生命について考えたことを書いてみる

宇宙や生命についてのエッセイです。事実に基づき書いているつもりですが、間違い、調査不足だったりすることもあるかと思います。また、筆者の妄想モードの場合は、予めそう書きますのでご了承ください。ゆるい感じで楽しんで頂ければ何よりです。

系外惑星探査(前編)

系外惑星探査時代の幕開け
系外惑星探査が黄金時代を迎えているようだ。ちなみに「系外」というのは、「太陽系外」との意味である。
初めて太陽系以外の惑星が発見されたのは、1995年だった。ペガスス座の方向で、恒星の周りをりを約4日間で回る木星の半分ほどの大きさの惑星が発見された。表面温度が千℃を超えているので「ホットジュピター」と呼ばれている。
その後、年当り数十件程度だった発見数が、2013年1月時点で惑星候補も含めると約3500個にもなっている。これは2009年に打ち上げられたケプラー宇宙望遠鏡の功績が大きい。

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  図.ホットジュピターの想像図(引用元:国立天文台

詳しくはこちら
国立天文台太陽系外惑星探査プロジェクト室↓
http://esppro.mtk.nao.ac.jp/esp
AstroArts↓
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/02/27kepler/index-j.shtml

 

■惑星を観測するには
惑星探査の方法だが、惑星は当然ながら自ら光らないので発見するのはかなり困難である。
惑星探査の方法は大きく分けて2種類ある。間接観測と直接観測だ。

間接観測というのは、例えば、恒星のふらつきや恒星の明るさの差によって惑星を見つけようとする方法である。ケプラー宇宙望遠鏡も実はこの方法を使っている。惑星が恒星を隠す時に生じる周期的な明るさの変動を観測して、そこに惑星があることを見つけようとするものである。
直接観測というのは、その名の通り分解能のとても良い望遠鏡を使って惑星と直接観測しようとする方法である。日本の国立天文台がハワイで運用する「すばる望遠鏡」は、この直接観測ができる望遠鏡だ。また、最近の画像処理技術の進歩も惑星の発見に貢献している。

詳しくはこちら↓
http://www.amigo2.ne.jp/~s_mouse/infexpl/plndtc.html

 

■アマチュア観測家でも発見できる?
自宅で使える望遠鏡も整ってきた。個人のアマチュア観測家がこれまでに見つかっていない新たな惑星を発見する可能性も十分ある。

星ナビ.com 系外惑星を観測しよう↓
http://www.astroarts.co.jp/hoshinavi/magazine/extrasolarplanet/index-j.html

(つづく)

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