重力について考えてみた(その1)
■重力はなぜ発生するのか
重力とはよくよく考えてみると不思議なものである。身近な例でいうと、ニュートンが発見したあの有名な万有引力も重力である。リンゴが地球に引かれて下に落ちる。万有引力は物と物の間に発生する引力である。なぜ、物と物とがお互いに引き合うのか?よく考えると不思議である。見えない力が働いている?そうであるとするならば、その力はどうやって生まれるのか。
■4つの力
いろいろ調べてみると、物理学者は力を4つに分類している。次の4つだ。
・電磁気力
・弱い(核)力
・強い(核)力
・重力
遠心力や摩擦力なんかはどこへ行ってしまったんだ、と思うが、それらの力も先ほどの4つの力で説明がつくらしい。(正直、この辺りは筆者も勉強中でよく分かりません。)
4つの力(引用元:HiggsTan)
4つの力の分かりやすい説明はこちら(HiggsTan)↓
http://higgstan.com/2013/07/12/397
さらに詳しい説明はこちら↓
http://www.seibutsushi.net/blog/2011/09/1208.html
子供向けに書かれているので筆者も含めて素人にも分かりやすいサイトはこちら↓
http://kids.kek.jp/class/particle/class01-07.html
■力を伝達する素粒子達
さらに、これら4つの力にはそれぞれに対応する素粒子があって、それぞれ次のように名づけられている。
・電磁気力;光子(フォトン)
・弱い(核)力;ウィークボソン
・強い(核)力;グルーオン
・重力;グラビトン
ちなみに、これら4つの力を統合する理論はまだ完成していない。この話は長くなりそうなので、またの機会にしたい。
さて、これら4つの素粒子が力を伝達する役割を担っているとのことだ。このうち前の3つは既に見つけられていて、あとグラビトンだけが見つかっていない。
(つづく)
(追記)この本は、最新素粒子論をとても分かりやすく解説してくれている。