冥王星のはるか彼方に惑星Xがあるって本当ですか?(後編)
前回のブログはこちら
前回のブログでは、6つの天体の軌道から第9番目の惑星の存在を推測する研究発表を取り上げた。
この「観測された事実から何か新しい事実について推測をする」ということは、科学的なアプローチの基本である。
今回の発表内容をさらに推し進めて考えてみる。
例えば、こんなことは考えられないだろうか。
例えば、マクロ側に拡大して考えると、
・複数の銀河の動きから新たな宇宙膨張のエネルギーの出所を推測する
ことはできないだろうか。
例えば、130億光年先に巨大天体「ヒミコ」が観測されている。ヒミコは3つの銀河が集まっている。なぜここに銀河が集まっているのか。ここから先が「推測」になるが、このヒミコがあるエリアは、宇宙膨張のエネルギーが湧き出している場所なのではないだろうか。宇宙を膨張をさせる「斥力」は空間が大きくなればなるほどその空間に溜まるエネルギーが比例して大きくなると考えられている。そうであれば、銀河が集まっているエリアは斥力が相対して小さいとは考えられないだろうか。
巨大天体ヒミコについてはこちら。
単なる思い付きではあるが、そんなアプローチでこれから出てくるであろう宇宙関連ニュースをみていきたいと思っています。