宇宙や生命について考えたことを書いてみる

宇宙や生命についてのエッセイです。事実に基づき書いているつもりですが、間違い、調査不足だったりすることもあるかと思います。また、筆者の妄想モードの場合は、予めそう書きますのでご了承ください。ゆるい感じで楽しんで頂ければ何よりです。

アメリカ国防総省によるUFO動画公開について

1か月ほど前のニュースになるが、UFOに関して重大なニュースがあった。
アメリカ国防総省がUFO(未確認飛行物体)の動画を正式に公開したのだ。
(関連リンクは本ブログの最後にまとめておきます。)

これはかなり衝撃的である。UFOや宇宙人に関するものは、国が何かを知っていても隠している、というのがありがちな議論で、これを公に認めてしまうというのは驚きに値する。
その中身だが、米海軍が過去に撮影したUFO(未確認飛行物体)の動画を3本公開する、というものだ。
あくまでも、過去に米海軍が撮影したもので、それを改めて正式に撮影したものだと認めた上で、"unidentified"(正体不明)として分類する、ということらしい。
新型コロナ騒ぎの中、敢えてこのニュースを出すには何らかの意図があるのだろうか。ステイホームで話題が少ないから話題を提供した?そんな理由ではなく、今公開するのが適切だと考えたからだろう。


また、TVのコズミック・フロントでも早速取り上げていた。
コズミック フロント☆NEXT「U.F.O.の真実」(NHK BSプレミアム)↓

www2.nhk.or.jp

番組の中で、色々気になるところがあったので、以下に抜き出してみる。
・冷戦時代にロシアとアメリカの間に現れたUFOをトリガに3年間の解析をした結果、4つの異なる種族の異星人が地球にきている。(元カナダ国防大臣)
 
原子爆弾(核爆弾)の利用と関連しているのではないか。1945年の原爆使用の2年後からUFOが目撃されるようになった。

・今回の公開は、あくまでも一部。皆に心の準備をしてもらうための準備期間のようなものではないか。国防総省はさらに多くの情報を持っている。今後、大規模な情報公開があるのではないか。

 

始めに書いた、なぜ今公開するのか、という話に戻ってみる。
今回の3本の動画は、氷山の一角でしかなく、今後の大規模な情報公開につながるのだろうか。
しっかり心の準備をして待ってみたい。
 
(おわり)

【関連リンク】
アメリカ国防総省ニュースリリース(2020.4.27)↓

www.defense.gov

 

海軍航空システム・コマンド(NAVAIR)での公開資料(元動画)↓

https://www.navair.navy.mil/foia/documents

上記からDLできる3本の動画のファイル名および撮影された年
・FLIR.mp4(2004年撮影)
・GIMBAL.wmv(2015年撮影)
・GOFAST.wmv(2015年撮影)

 

ニュース記事(共同通信社/47NEWS)↓

米軍がUFO撮影に成功? 過去2回の「謎の現象」映像公開 | 共同通信

 

ニュース記事(WIRED)↓

米国防総省が公開した「UFOの映像」は、結局のところ“本物”なのか(動画あり)|WIRED.jp

 

YouTube動画(時事通信)↓

https://www.youtube.com/watch?v=ubWi1IC-Yhg

 

YouTube動画(Guardian News)↓

https://www.youtube.com/watch?v=auITEKd4sjA

 

新型コロナについて考えてみる

連日、話題が新型コロナ一色ですね。みなさん、お変わりなく過ごされていますでしょうか。
さて、新型コロナの状況だが、日本の感染者数もまだまだ増えているし、世界全体でも増えている。

まずは、正しくて、かつリアルタイムな情報を得る必要がある。
例えば、iPS細胞でノーベル賞を取られた山中先生が自身のHPを立ち上げている。↓
ご本人が強い危機感を感じて個人として発信している。組織や立場は関係ないと注意書きされている。
ここから、山中先生が有用と思われるページへのリンクを張っているので、これも参考になる。

www.covid19-yamanaka.com


新型コロナは、僕ら人類の生活や働き方を一変させた。
僕自身は、これまで満員電車に揺られ通勤していたのが、ここ最近は在宅勤務である。
実際にやってみると、さまざまなメリット、デメリットが見えてきた。
メリットのほうを云うと、満員電車のストレスがなくなったのと、通勤時間ゼロなので、その時間を有効に使えるというのが挙げられる。家族と過ごす時間も増えた。
またデメリットのほうは、PC画面が小さいのとネットワーク負荷がかかるので遅延があるなど、出社して作業することと比較すると効率が悪くなっている。また、家では長時間の作業用に環境が整っているわけではないので、肩や腰が凝る。仕事とそれ以外のメリハリをつけるのも始めは難しかったが、最近はそのコツも少し分かってきた。他の方もいろいろ書かれているが、一日の始めに終わりの時間を決めておくことと、終わった時は、それまで通勤して帰宅した時と同じようなルーティーンをすることだ。具体的には、仕事が終わったら直ぐに風呂に入っている。


さて、社会全体のことに目を向けてみる。
まず当面は、云うまでもなく、感染者をこれ以上増やさないことだ。
各人が自分ができることを最大限やっている。
これは医療にかかわる専門家だけでなく、一人ひとりがやっていく必要がある。
新型コロナに直接的、間接的に関わらずやれることはあるはずだ。
直接的には、医療の現場や研究者、そしてワクチン開発の専門家の方が日々奮闘している。
また、日々の食料、物資をつくり、その供給を滞らせることがないように、農家や工場、そして物流、小売りの方が日々頑張ってくれている。
それから、ライフラインといわれている電気、ガス、水道、通信もしかり。
また、人間は生きていくためにはただ食べて寝ていればよいわけではない。より充実した生活をおくるために心の栄養が必要だ。音楽や芸術、本や映画やゲームなど様々なものがある。これらのクリエーターやプロデューサーがいる。
また、何もしていないからと言って悲観することはない。家にいることそのこと自体が感染を拡げないことに貢献している。
ここに挙げられなかったが、他にもたくさんあるだろう。
自分なりに考えて、やれることを最大限実行する。今こそそういう時である。


さて、新型コロナが終息した後のことを少し考えておく必要がある。
どんな生活や働き方をしているのか、ということである。
今回、様々なことが半ば強制的に始まったことによって、良い点、悪い点が色々見えてきた。
まったく同じような生活に戻りたいと願う人もいれば、今の状況も悪くないと思う人もいるだろう。
僕自身まだ答えはないが、「今後どういう生活・働き方をしたいのか」ということについて、今のうちにじっくり考えておきたいものだ。

(続きは未定)

 

【ブラックホールの番です】

ブラックホールについての解明が進んでいる。

まずはこれでしょう。

 

ブラックホールの直接観測

 

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 画像.銀河M87中心の超大質量ブラックホールシャドウ
 (出展:EHT Collaboration)
   引用元:

https://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190410-eht.html


 
今年(2019年)4月にブラックホールが直接観測されたと発表された。
えっ、そもそもブラックホールって写真撮れるの?と思ったが、実際の画像を見て納得した。
この辺りの解説をしたいわけではないので、他の方が分かりやすく書かれている記事等を参照下さい。


次はこれ。

 

ブラックホールの合体による重力波を複数観測

 

人類初の重力波の観測は、発表が2016年2月だった。LIGOが観測した。
その時に書いたブログは下記参照。

 

sohsan.hatenablog.com

 

その後も続々と重力波が観測されている。詳しくはLIGOやVirgoの記事参照。

 

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 図.LIGOとVirgoによる重力波イベントカタログ(ブラックホール同士の合体10件、中性子同士の合体1件)
 (出展:LIGO/VIrgo/Northwestern Univ./Frank Elavsky)
   引用元:

https://www.ligo.caltech.edu/image/ligo20181203a


 
ここに出ている重力波ブラックホール同士の合体によるものもあるが、1件は別のものも含まれている。
中性子星同士の合体によるものである。
中性子星ブラックホールほどではないが、密度が極端に大きい物体だ。1立方cmあたりの重さが10億トンとも言われている。
これを見ると、重力波は数か月に一度のペースで観測されている。
これだけ頻繁に発生しているとは思わなかった。宇宙規模の時間軸から見たら、かなり頻繁に発生しているとも云える。
この宇宙はブラックホール中性子星だらけで、それらは頻繁に合体していると云えるだろう。


こんな発表もあった。

 

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 図.天の川銀河から広がるフェルミ・バブルのイラスト
 (出展:ILLUSTRATION BY NASA'S GODDARD SPACE FLIGHT CENTER)
   引用元:

アンドロメダ銀河が2つの巨大な「泡」を噴出? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

風船のような2つのふくらみが僕らの天の川銀河を挟み込んでいるように見える。
この泡をフェルミ・バブルと呼び、ガンマ線を放っているようだ。
天の川銀河の中心にあるとされているブラックホールが吐き出すジェットによるものではないかとの仮説があるようだ。


さらにこんな発表もあった。

 

天の川銀河の中心にあるブラックホールが2時間半の間に通常の75倍も明るくなった。

 

www.businessinsider.jp

 


こうして見てきたようにブラックホールが旬である。ここ数年で一気にブラックホールの解明が進んだとも言える。
昔は、想像上のものでしかなかったブラックホール。その暗黒のベールがはがされつつある。

ちなみに、今回のブログタイトルはあのドラマを参考にただ書きたかっただけです。すみません。


さて、ブラックホールについてのニュースを色々見てきたが、まだ謎は残っている。
というか、分かってきた事からさらなる謎が生まれてくる。
少しここにまとめておきたい。

 

ブラックホールに残された謎】
ブラックホールの全数は?(現時点およびこれまでに出来た累積数)
ブラックホールはいつ生まれるのか?(宇宙の起源・成長過程のどのあたりで生まれるのか?また生まれる数に違いはあるのか?)
ブラックホール単体の成長過程とその最後(ブラックホールは必ず合体するのか、最後には超巨大なひとつになるのか?)
・それぞれの銀河の中心にはかならずブラックホールがあるのか?
ブラックホールの種類(軽いもの重いもの)とその違いはなぜあるのか?
等々

 

書いていけばきりがないのでこの辺りにしておきます。

こうしてみると、使い古された言葉だが、ニュートンのあの有名な言葉が思い出される。

 

 ”私は、海岸で遊んでいる子供のようなもの。
 ときに、なめらかな小石を見つけたり、きれいな貝を見つけたりして、はしゃいでいる存在に過ぎない。
 目の前には手も触れられていない真理の大海原が横たわっているというのに…”

 

イトカワやリュウグウに水の痕跡を発見!

 初代はやぶさが持ち帰ったサンプルから水の痕跡が見つかったというニュースが少し前にあった。
今現役で動いているはやぶさ2ではなくて、「初代」はやぶさの方である。
初代はやぶさの地球帰還は2010年6月13日のことである。今からもう9年近く前のことである。あの時は、地球に無事戻ってきたこと自体が奇跡的で大きな話題になった。その奇跡的に帰還したはやぶさが持ち帰った小惑星イトカワの微粒子サンプル。カプセルを開けた時は何も無いように見えたが、その後の調査で小さい微粒子が1500個近く見つかった。その一つ一つは髪の毛の直径より小さいという。その中に水があった痕跡だと考えられる含水鉱物があった。

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  (写真)イトカワの微粒子サンプル
     (c) Z. Jin and M. Bose/ASU/JAXA (引用元)JAXA宇宙科学研究所
一方、現在はやぶさ2が観測しているリュウグウにも水があったというニュースもあった。こちらはまだサンプルリターンしていないので、リュウグウ表面の観測によってそう考えられるという。正確には、波長解析から水酸基があるということが分かり、この水酸基が含まれる鉱物が全体的に分布しているとのこと。
また、これら見つかった水は地球の水と同じものであるとされている。ここで水って化学式H2Oで、すべて同じものじゃないの?と思ったが、重水素と水素の比(D/H比)というものがあって、この値によって違いがあるらしい。
ともかく、小惑星帯の水と地球の水はほぼ同じものだということになる。
そうすると次に気になるのは、地球の水はどうやって出来たのかということだ。色々調べてみると地球の水はイトカワリュウグウのある小惑星帯からのもたらされたという説が多く出てくる。そういう論理もあると思う。また、それぞれの惑星でたまたま同じように水が作られた結果、同じものになったということも考えられないだろうか。この場合、地球だけでなく火星を含め、小惑星帯までの軌道上では、同じような水が作られるということになる。まだ、火星からはサンプルリターンできていないので、火星の水のD/H比の詳細は分かっていない。水の生い立ちについては、まだまだ解明されていないことが多い。

はやぶさ2の2回目のタッチダウンに向けて盛り上がっている。リュウグウからのサンプルリターンによって、この辺りの解明が進むのが楽しみですね。
僕ら生命の源になっている水。その水の生い立ちを調べることで、また一歩生命の生い立ちに迫ることになるのだろう。

 

はやぶさ2がいよいよリュウグウへタッチダウン!

はやぶさ2が来週2/21(木)から2/22(金)朝にかけていよいよタッチダウンを行うこととなった。
正確なスケジュール(予定)はこちら。

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(引用元:2019年2月6日JAXAプレス資料より抜粋)
元ファイルリンク↓

資料 | 楽しむ | JAXA はやぶさ2プロジェクト

これによると、日本時間で2/21(木)8:32より降下を開始し、ほぼ1日かけてリュウグウ地表まで降下、最終的にタッチダウンを行うのは、2/22(金)8:15となっている。

タッチダウン場所はL08-E1と付けられた場所で、既に投下済のターゲットマーカーの近くだということだ。

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(引用元:2019年2月6日JAXAプレス資料より抜粋)
元ファイルリンク↓

資料 | 楽しむ | JAXA はやぶさ2プロジェクト

今回のタッチダウンはピンポイントタッチダウンという方式で、初代はやぶさの方式と比較して、より狙った場所に近いところへタッチダウンできる方式だそう。
当初想定は、もっと岩が少なく平地が広い想定だったが、実際のリュグウグウは岩だらけだったため、想定よりかなりよい精度で降下させる必要があるとのこと。
僕も含めて多くの人が遠く地球から見守っていると思う。うまくいってほしいものですね。

 

(参考リンクいろいろ)
はやぶさ2特設サイト(ファン!ファン!JAXA!)↓

はやぶさ2特設サイト | ファン!ファン!JAXA!
JAXA TV ※中継リンク(2/16現在まだ無いができると思われる2/17リンクできました)↓

JAXA TV | ファン!ファン!JAXA!

はやぶさ2の状況がリアルタイムでわかる「はや2NOW(Haya2NOW)」のサイト↓

Haya2NOW
サイトの見方の説明↓

「はや2NOW」公開| トピックス | JAXA はやぶさ2プロジェクト

はやツー君twitter

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はやぶさ2情報(JAXAtwitter

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星は丸いとは限らないようです(その2)

前回に引き続き、面白い形の天体を見ていこうと思う。

前回記事はこちら↓

sohsan.hatenablog.com

 

まずは数年前に話題になったあの彗星です。

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図4.チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(引用元:ESA/Rosetta/NAVCAM -CC BY-SA IGO 3.0)

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図5.フィラエが撮影したロゼッタ太陽光パネルと16km先のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(引用元:ESA/Rosetta/Philae/CIVA)

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図6.チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星のサイズ
(引用元:ESA/Rosetta/NAVCAM; Dimensions: ESA/Rosetta/MPS for OSIRIS Team MPS/UPD/LAM/IAA/SSO/INTA/UPM/DASP/IDA)

ちなみに、チュリュモフもゲラシメンコも人名である。どちらの方も旧ソビエト天文学者だ。
欧州宇宙機関 (ESA) の彗星探査機ロゼッタがターゲットにした彗星で、2014年11月12日に着陸機フィラエを投下した。フィラエは史上初めて彗星に着陸した。
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の匂いについて、こんな記事があった。

彗星67Pはかなり臭い、ESA 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

決していい匂いではないようですね。

最後はこちら。

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図7.ベンヌ(引用元:NASA/Goddard/University of Arizona)

どこかで見たような形ですね。
実は、はやぶさ2が観測しているリュウグウにそっくりなんです。
どちらもそろばんの玉のような形をしている。お茶碗を2つくっ付けたような形とも云える。
ベンヌNASAの探査機OSIRIS-RExオシリス・レックス)がターゲットにしている小惑星だ。
オシリス・レックスは2016年9月に打ち上げられ、2018年12月3日ベンヌに到着した。この後、観測、採取を行い、2021年春にベンヌを出発、2023年に地球へと戻る予定だ。
はやぶさ2とほぼ同時期に目指した小惑星が、どちらも同じような形をしていたというところに何か運命めいたものを感じてしまう。
また、オシリス・レックスの観測によりベンヌに酸素と水素の原子が結合した水酸基(OH)の存在が明らかになった。水酸基があったということは、水が存在した可能性が高いということらしい。
ベンヌの直径は約560m。

さて、様々な形の小天体を見てきた。
このように見てくると本当に様々な形の星々があることが分かる。
そのうち本当にマンガで描くような星(★)形のものが見つかったら面白い。

 

さて、ここから先は少し考えたことを書く。

ここまで見てきた星は全て小さい。大きさのオーダーが数百m(メートル)から数十kmだ。地球の直径が1万2700kmあることと比べるとかなり小さい。ある程度の塊にならないと球形にならないということだ。小さい塊が集まって徐々に大きくなっていき、ある程度の塊になると重力も大きくなるため、さらに周りの物体が集まり始める。また、大きな塊がぶつかった衝撃で自転が生まれ、その回転によって球形になっていく。
少し考えてみると、小さい天体には2種類あるような気がする。つまり、球形の星ができる前の初期段階のもの(これを小天体αと呼ぶことにする)と星が爆発等で壊れた際にできる星のかけら(これを小天体βと呼ぶことにする)だ。前者(小天体α)を解析することで、星の出来方、ひいては宇宙の出来方が解明されていくのではないだろうか。また、小天体αとβの比率はどうなのだろうか。その比率は太陽系と他の恒星系では異なっているのだろうか。その比率が分かることで、その恒星系が時間軸上でどの辺りにいるのか分からないだろうか。
また、恒星の最後が爆発によって終わるのなら、その周辺には星のかけらが多くなる筈である。そこからまた、衝突を繰り返しながら星が出来ていくのだろうか。そうならば、小天体αと小天体βは互いに関連していて、その形態を繰り返すことになる。

新年早々のウルティマ・トゥーレのニュースで、その愛くるしい?雪だるま型の星を見ながら、宇宙に思いを馳せる2019年の始まりとなった。

(終わり)

 

星は丸いとは限らないようです(その1)

皆さま、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、新年早々、NASAから面白いニュースがあった。
探査機ニューホライズンズによってある天体が観測された。
それがこちら。

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図1.Ultima Thuleウルティマ・トゥーレ)(引用元:NASA/JHUAPL/SwRI)

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図2.ウルティマ・トゥーレ(引用元:NASA/JHUAPL/SwRI/Sketch courtesy James Tuttle Keane

面白い形をしてますね。2つの小さな塊が接触してできたもので、「コンタクト・バイナリー(接触連星)」というそうです。
長辺の長さは約32km。星ができる際の初期段階なのでしょうか。これからの解明が待たれるところです。
ニューホライズンズは冥王星を観測した後、さらにその先である太陽系の端へ向かっており、この天体はエッジワース・カイパーベルトにある小惑星だそうです。さらに凄いことにニューホライズンズはこの小惑星でフライバイしたとのこと。フライバイした日時は、日本時間2019年1月1日14時33分ごろというこで、新年早々面白いニュースでした。

さて、面白い形の天体と云えばこんな物も見つかっている。

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図3.Oumuaua(オウムアムア)(引用元:ESO/M. Kornmesser)
(参照リンク:宇宙探検隊,オウムアムアとは何?歴史的な大発見!謎の葉巻型天体 | 宇宙探検隊

オウムアムアというのは、ハワイの言葉で「斥候(せっこう、うかみ)」を意味する言葉だそう。「斥候」というのがまた聞きなれないが、敵を探ったり時には戦う、といった意味だそう。なんだか物騒ですね。急にオウムアムアが危険な物に見えてくる。
実はこのオウムアムアだが、始めは太陽系内の彗星かと考えられていたのだが、太陽の近くを通る際、コマ(太陽の熱で本体が昇華したもの)が無かったため小惑星に変更された。
さらに驚くことに、太陽系外から飛来したものらしい。これは、間近で観測された初めての恒星間天体ということになる。
こちらの長辺の長さは1km未満。

(続く)