宇宙や生命について考えたことを書いてみる

宇宙や生命についてのエッセイです。事実に基づき書いているつもりですが、間違い、調査不足だったりすることもあるかと思います。また、筆者の妄想モードの場合は、予めそう書きますのでご了承ください。ゆるい感じで楽しんで頂ければ何よりです。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

星の「終わり」=「始まり」

■超新星SN1987A 1987年に観測された超新星(SuperNova)がある。1987年の最初に発見されたので1987の後ろにAが付いている。大マゼラン雲の中にあり、地球から16万光年ほどの距離である。お隣のアンドロメダ銀河まで240万光年離れているのと比較するとかなり…

地球も共振している

■地球の共振現象 シューマン共振というものがある。 (参考)wikipedia「シューマン共振」より引用 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%85%B1%E6%8C%AF 図.地球を一周する定在波 シューマン共振(シューマンき…

他の星から「地球観測」していたら?(後編)

【前回のブログ】 http://sohsan.hatenablog.com/entry/2014/05/18/103016 ■他の星の「SETI@home」 前回はSETI@homeについて書いた。さて、ここで発想を逆にしてみて、もし他の星で同じようなことをしていたら、地球に生命体がいることを発見できるのか、と…

他の星から「地球観測」していたら?(前編)

■宇宙人を探すプロジェクト SETI@homeというプロジェクトがある。カルフォニア大学のSpace Science Laboratoryが運営していて、1999年に開始され今も続いている。その目的を簡単にいうと、宇宙からの人工的な電磁波を捉らえ、宇宙人(正確には地球外知的生命…

生命とは熱水である!?(後編)

【前回のブログ】 http://sohsan.hatenablog.com/entry/2014/05/09/224127 引用元(wikipedia) ■宇宙は1つのビーカーだと仮定してみる 前回、ビーカーの中で熱い水と冷たい水を混ぜる例をあげた。仮に「ビーカー」を「宇宙」に置き換えてみる。この場合、…

生命とは熱水である!?(前編)

■かの有名な熱力学の法則 エントロピー増大の法則(別名、熱力学第2法則)というのがある。 よく引き合いに出される例は、次のようなものだ。 熱い水と冷たい水を1つのビーカーの中で混ぜてみる。すると、熱い方から冷たい方へ熱が移動し、最終的に均一なぬ…

超ひも理論は宇宙の姿を示している?(後編)

【前回のブログ】 http://sohsan.hatenablog.com/entry/2014/05/04/224556 ■カラビ・ヤウ多様体 前回は次元について触れた。時間も1つの次元と考えることができるので、僕らが認識している空間は3次元だとして、合わせて4次元までは分かる。 前回書いたよう…

超ひも理論は宇宙の姿を示している?(前編)

■宇宙は10次元だった? 唐突だが、この世界は10次元*1でできているらしい 詳細はこちら↓ http://news.mynavi.jp/news/2011/12/22/073/ http://www.kek.jp/ja/NewsRoom/Release/20111222093000/ えっ、3次元でしょ、という声が聞こえてきそうだが、10次元でな…

草食系男子について考えてみる(後編)

【前回の記事】 http://sohsan.hatenablog.com/entry/2014/05/02/213611 ■DNAを次世代に残す 生命の目的が、自身のDNAを後世に残すことにあるのであれば、残せさえすれば手段は問わないはずである。極論かもしれないけど、生殖以外の方法があるならそちらを…

草食系男子について考えてみる(前編)

■草食系男子が増えている? 世の中、草食系男子が増えているらしい。「草食系」の定義がいろいろあるとは思うが、ここでは、「異性に興味がないわけではないが、積極的にアプローチはしない。特にリアルな女の子に対して積極的ではない。」という定義だと仮…