宇宙や生命について考えたことを書いてみる

宇宙や生命についてのエッセイです。事実に基づき書いているつもりですが、間違い、調査不足だったりすることもあるかと思います。また、筆者の妄想モードの場合は、予めそう書きますのでご了承ください。ゆるい感じで楽しんで頂ければ何よりです。

生命

はやぶさ2帰還直前!ライブ配信情報など

2020年12月5日、6日にかけて、いよいよはやぶさ2が地球に帰還する。正確にいうと、リュウグウの砂を採取したカプセルが地球に戻ってくる。 はやぶさ2地球帰還スケジュール 図.はやぶさ2地球帰還スケジュール(クレジット:JAXA) はやぶさ2の公式twitter…

アメリカ国防総省によるUFO動画公開について

1か月ほど前のニュースになるが、UFOに関して重大なニュースがあった。アメリカ国防総省がUFO(未確認飛行物体)の動画を正式に公開したのだ。(関連リンクは本ブログの最後にまとめておきます。) これはかなり衝撃的である。UFOや宇宙人に関するものは、国…

新型コロナについて考えてみる

連日、話題が新型コロナ一色ですね。みなさん、お変わりなく過ごされていますでしょうか。さて、新型コロナの状況だが、日本の感染者数もまだまだ増えているし、世界全体でも増えている。 まずは、正しくて、かつリアルタイムな情報を得る必要がある。例えば…

イトカワやリュウグウに水の痕跡を発見!

初代はやぶさが持ち帰ったサンプルから水の痕跡が見つかったというニュースが少し前にあった。今現役で動いているはやぶさ2ではなくて、「初代」はやぶさの方である。初代はやぶさの地球帰還は2010年6月13日のことである。今からもう9年近く前のことである…

はやぶさ2がいよいよリュウグウへタッチダウン!

はやぶさ2が来週2/21(木)から2/22(金)朝にかけていよいよタッチダウンを行うこととなった。正確なスケジュール(予定)はこちら。 (引用元:2019年2月6日JAXAプレス資料より抜粋)元ファイルリンク↓ 資料 | 楽しむ | JAXA はやぶさ2プロジェクト これ…

Ryuguへ小型ローバーが着陸、写真も届く!

先日、はやぶさ2から投下された小型ローバー(MINERVA-Ⅱ1)が無事にRyuguに着地した。世界初の小惑星表面からの画像はこちら。 (引用元:JAXA)躍動感あふれる写真ですね。凄いの一言です。なぜこのような写真となるかというと、この小型ローバーはジャンプ…

はやぶさ2がリュウグウ到着

はやぶさ2が2018年6月27日、無事にリュウグウに到着した。一介の宇宙好きとして嬉しいニュースをありがとうございます。お祝い申し上げます。面白かったのは、その形で、結構話題になっているようだ。コマ型、そろばんの玉、ピラミッドを二つ合わせた形、蛍…

はやぶさ2の目的地小惑星Ryuguが見えてきた。早ければ来月にも到着!

■はやぶさ2の現在注目している事の一つであるはやぶさ2にこんなニュースがあった。 はやぶさ2のニュース(ITmedia)↓ 「はやぶさ2」小惑星撮影に成功 エンジン好調で2カ月後にも到着へ (1/3) - ITmedia NEWS はやぶさ2のニュース(JAXAプレスリリース)↓…

生物の定義について考えてみた

■「生物」とは何か。「生物」とは何かを考えてみた。ちなみに「生命」ではない。「生物」と「生命」の違いについては今回のポイントではないのでまたの機会にでも。今回は「生物」の定義についてである。生物の定義について昔教わったかもしれないが、すっか…

地球外文明の数について考えてみる(続)

改めて地球外文明数について少し考えてみた。過去にドレイクの方程式について書いたブログはこちら。以下は上記ブログからの抜粋になる。 ドレイクの方程式は、単純な掛け算で表される。少しパラメータの数が多いだけだ。様々なパラメータを掛け合わせること…

将棋電王トーナメント開催前に考えてみたこと

第5回将棋電王トーナメント(2017年11月11-12日開催予定)が始まる前に、改めて今年開催された第27回世界コンピュータ将棋選手権(2017年5月3-5日)を見てみた。優勝ソフトがどうなったかの結果については既に知っていたので、優勝が決まった事実上の決勝戦…

地球の生命の始まりについて考えてみる~宇宙・生命定番の疑問シリーズ~

宇宙や生命の定番の疑問の一つに次のものがある。「地球上の生命はどうやって生まれたのか。」数年前こんなニュースがあった。2013年11月、何も無かった海面に海底火山の噴火により突如新しい島ができたというものでる。小笠原諸島で噴火が起こり溶岩流が噴…

カッシーニ、最後のミッションへ!

土星探査機カッシーニが最後のミッションに入っている。カッシーニは、1997年に打ち上げられ、これまでに数多の土星やその衛星の写真を送ってきた。20年間稼働してきてきたカッシーニだが、ついに2017年9月15日、土星大気圏にダイブしてその使命を終える予定…

NASAが緊急発表。39光年先に地球に似た7つの惑星を発見!

先日(2017年2月23日)、NASAが緊急発表しましたね。NASAは太陽系から39光年離れたところに地球に似た7つの惑星を見つけた。トラピスト-1(TRAPPIST-1)と名付けられている。 ニュースは例えばこちら natgeo.nikkeibp.co.jp 本家NASAの発表はこちら www.na…

人工知能(AI)のトリセツ(昨今の将棋界におけるある出来事から思うこと)(2)

前回は、AIに求めるもの求めないものについて書いた。前回ブログはこちら↓ 人工知能(AI)のトリセツ(昨今の将棋界におけるある出来事から思うこと)(1) - 宇宙や生命について考えたことを書いてみる 今回は、少し冷静になって、AIと人間の関係を整理し…

人工知能(AI)のトリセツ(昨今の将棋界におけるある出来事から思うこと)(1)

■衝撃的なニュース「将棋竜王戦挑戦者がソフト利用不正疑惑?」とのニュースがネットを賑わしている。このニュースを人工知能(以下、AI)と人間との関わり方という切り口からから考えてみる。まずニュースの概要だが、一言でいうと、ある将棋のトップクラス…

人工知能について考えてみる(その2)※不定期ネタ

過去に人工知能について書いたものはこちら↓ sohsan.hatenablog.com sohsan.hatenablog.com ■様ざまな人工知能昨今、人工知能が旬である。囲碁で「AlphaGo」(DeepMind社開発)がイ・セドル(韓国のトップクラスの棋士)に勝ち越したのも記憶に新しい。将棋…

地球外文明の数について考えてみる(後編)

【前編はこちら】 sohsan.hatenablog.com 前回は、ドレイクの方程式とそれを発明したドレイク博士自身の計算について書いた。■文明の存続期間は?パラメータLで表されている文明の存続期間も結果を大きく左右する。ここが一桁変わると、最終的に地球外文明の…

地球外文明の数について考えてみる(前編)

■地球外文明はあるのかこの宇宙にどれくらいの数の地球外文明があるのだろうか。これを具体的な式で示したものに、ドレイクの方程式というものがある。 過去にドレイクの方程式について触れたブログはこちら sohsan.hatenablog.com ドレイクの方程式は、単純…

太陽系の惑星等の写真が続々と!(その3)

前々回は冥王星の写真を紹介した。前回は火星の写真を紹介したsohsan.hatenablog.com sohsan.hatenablog.com 太陽系惑星等の写真シリーズは、今回で一旦締めたいと思う。土星探査機カッシーニが土星の衛星であるエンケラドゥス(エンセラダス)に接近した。…

太陽系の惑星等の写真が続々と!(その2)

前回は冥王星の写真を紹介した。次はこれにしてみます。現在、火星探査車キュリオシティが、火星表面を走り回り、様々なデータを収集してくれている。キュリオシティは2012年8月6日に火星表面に降ろされたローバーである。 (写真)マーズ・サイエンス・ラボ…

太陽系の惑星等の写真が続々と!(その1)

太陽系へ放たれた人工衛星達から続々と鮮明な写真が届いている。まずはニューホライズンズ。ニューホライズンがどこへ向かっているかはこの記事参照。 はやぶさ2(その2) - 宇宙や生命について考えたことを書いてみるニューホライズンズは、冥王星やその…

油井宇宙飛行士のtwitterがいろいろスゴい!!

国際宇宙ステーションに滞在して約1ヶ月が過ぎた油井(ゆい)宇宙飛行士。その間には日本の補給機「こうのとり」の結合や最近ではロシアのクルー合流とか様々なことがありました。今日は油井さんにスポットを当ててみたいと思います。まずは、油井さんも写…

宇宙誕生の謎にせまるには?ヒントはどこにあるのか

■生命の誕生をひも解くには生命の誕生を調べるには素粒子の話を避けて通れないようで、カブリ数物連携宇宙研究機構の機構長でもある村山斉先生の本を読んでいる。村山先生は素粒子物理学の第一人者である。 宇宙になぜ我々が存在するのか (ブルーバックス) …

ダークマターに関する新理論

■ダークマターに関する新粒子の提唱先日、ダークマターに関する新理論が発表された。発表したのは、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の機構長をも務める村山斉さんの研究グループだ。 詳細はこちら(Kavli IPMU) 記事はこちら(AstroArts…

小惑星ケレスの光る点についての続報

少し前に、小惑星ケレスに光る2つの点が観測されたというのを書いた。 小惑星ケレスに光る2つの点が見つかる。そこに何があるのだろう。 - 宇宙や生命について考えたことを書いてみる ケレスについては、ここ最近ずっと気になっている。探査機ドーン(Dawn…

見えない物質ダークマターを観測する?!

XMASSと呼ばれる施設がある。エックスマスと読む。(クリスマスではないようだ)これは宇宙にダークマターが存在する証拠を見つけようというものだ。ダークマターとは光を出さない(見えない)物質という意味で、直接観測することができない。宇宙にある物質…

将棋電王戦とは人類と人工知能の未来を示唆したイベントだったと思う

本記事の前に、将棋ソフトと人工知能について書いたこちらを読んで頂けると理解が深まるかと思います。(過去のブログ) 人工知能について考えてみる(その1)※不定期ネタ - 宇宙や生命について考えたことを書いてみる (写真引用元:朝日新聞デジタルWEBRO…

人工知能について考えてみる(その1)※不定期ネタ

■将棋電王戦の話ここ数年、注目している話題の一つに将棋電王戦がある。人間のプロ棋士とコンピュータ将棋のプログラムが本気で戦うイベントである。これまでは人間側の負け越しのようで、将棋連盟も本気を出し、事前の研究をしっかりやって対策を考え、気力…

小惑星ケレスに光る2つの点が見つかる。そこに何があるのだろう。

ケレスの写真(引用元:NASAジェット推進研究所)大きな光る2つの点が見えるということで話題沸騰中のケレス(セレスともいう)。2つともクレータの真ん中にあるように見える。少しケレスについて調べてみた。このケレスは実は小惑星番号1番だ。1801年1月1…